【Musical】MOZART!_Act.1

 

備忘録。

 

 

 

1.프롤로그(プロローグ)

メスマー博士はヴォルフガングの死後、彼の才能を研究するため墓を暴こうとコンスタンツェと共に真夜中の墓地に訪れるが、お葬式にも参列していないと噂されるほどコンスタンツェは墓地の場所も曖昧。墓地が見つからず次第に焦る博士の「モーツァルト夫人!」という呼びかけに「今はニッセン夫人です!」と憤るコンスタンツェ。ヴォルフへの愛情はどこにもない。

 

2.기적의 아이(奇跡の子)

姉ナンネールや父レオポルドと共に演奏ツアーを行い貴族に「奇跡の子」と讃えられるヴォルフ。旅疲れかヴォルフが高熱を出したことによって演奏会は終了。*1ナンネールがお金を回収してるところにレオポルドはアマデの持っている【箱】に気づく。その【箱】は生まれながらアマデものだという男爵夫人。あなたの子は天才ですという男爵夫人に私が作った(育てた?)のだから当然だというレオポルト*2その【箱】を渡しなさいというレオポルドに頑としてアマデのものだと譲らない男爵夫人。

 

 3.빨간 코트(赤いコート)

舞台装置回転して、成長したヴォルフがピアノの椅子に行儀悪く座って(赤いコート、黒シャツ、ダメージジーンズ・スニーカー)アマデと共に作曲中。赤いコートの裾を頭から被り、ナンネールに悪戯して驚かせる。子供の頃のようにまた旅行に行こうと、幼いころの楽しい思い出や、自分で(賭博で儲けたお金で)買った赤いコートをアッパが見たら怒るかな?と楽しく話してる時に父・レオポルド登場。やはり、私たちはコロレド大司教をお仕えして演奏ができるというレオポルドにコロレド様!コロレド様!まるであいつの奴隷だというヴォルフとレオポルドは口論になり(賭博してたのがバレて)赤いコートも取り上げられてしまう。

 

4.나는 나는 음악(僕は、僕は音楽)

レオポルドと口論した後、ヴォルフを恨めしく見るアマデに「わかってるよ僕の愛するアッパだから…」と。このナンバーはホントにヴォルフが楽しそうで楽しそうで、音楽が大好きなヴォルフを存分に表現してて見てる方も楽しくなる。アマデと背中合わせに体育すわりからのイチャつきが超可愛くて、アマデまじ塩対応なのでいっそうヴォルフの子供っぽさが際だって可愛い。

 

5.모차르트는 왔나?(モーツァルトは来たか?)

コロレド大司教登場。登場の仕方とか曲調が“ROBIN HOOD”のジョン王子登場に似てる(笑)("ROBIN HOOD"がオマージュしたんだと思うけどw)ツイでも簡単に書いたけどジュニョンさんは潔癖で上品目のコロレド、ヨンギさんは粗野で傲慢なコロレドていう印象を受けました。作曲はできたかとヴォルフを呼びつけ、楽譜を献上するヴォルフに楽譜を投げ捨てるコロレド大司教。怒ったヴォルフはF○○○の中指立てないバージョンで去っていきます。*3*4ヴォルフガングが去ったあと、楽譜を拾わせオーケストラに練習させろとアルコ伯爵に命令。

 

6.그 누가 나 만큼(誰が私ほど)

ヴォルフがコロレドに不遜な態度を取ったことに激怒するレオポルド、芸術家は自由であるべきだ、自由になればコンチェルトもオペラもやりたいというヴォルフに芸術家は自分に厳しくなければならない、自分が積み上げたものをすべて壊していく、と。とにかく、ヴォルフが心配、自分が面倒見なきゃ誰がお前の面倒を見るんだ、といちばんお前を愛してるのは父である私だ、という歌です。(笑)いつもの甘えっ子キュヒョンちゃん、「アッパぁああ~」て腰に抱き着いてレオポルドの体を左右に揺さぶります。*5 大主教との衝突を機にヴォルフは母親とザルツブルグを離れマンハイムへ発つ。

 

7.모차르트 아가씨(モーツァルトのお嬢さん)

市場は大司教の下を離れたヴォルフの噂で持ち切り。アルコ伯爵からヴォルフのマンハイムでの噂話を聴かされるもヴォルフは必ずうまくいくと信じるナンネール。

 

8.정직한 가족(正直な家族)

ウェーバー一家との出会い。ウェーバー家の主人と知り合ったヴォルフは家に招待され、娘たちを紹介される。同行している母の事を聞かれ「母は僕だけを待っていると」と想いながらウェーバー家の妻であるセシリアの胸に頬をスリスリ^^ 長女の歌の才能に惚れ込んでお持ち帰りするにあたってお金を置いていくヴォルフ喜ぶウェーバー一家にヤキモチやくコンスタンツェ。長女とイチャイチャしはじめたあたりからアマデがちゃんと消えます(笑)

 

9.마음 굳게 먹어라(強い意志を持て)

自分の下を離れることを許可してしまったことを後悔するレオポルド。自分にとっては世間知らずの幼い子供のヴォルフに強い意志を持て、ととにかくヴォルを心配するレオポルト

 

10.남은 건 하나도(残ったものはなにも)

観客もまばらな演奏会。観客もモーツァルトの音楽は聴いておらずおざなりな拍手だけ残して去っていく。ウェーバー一家にお金も毟り取られ、音楽的成功も収められず何一つ残ったものはないと嘆くヴォルフ。

 

11.얼마나 잔인한 인생인가!(どれほど残忍な人生なのか!)

同行した母は床に伏せっている。素晴らしい曲ができたと、あとは幸せになるだけだと嘯くヴォルフの願い虚しく母は亡くなってしまう。混乱したヴォルフは外に飛び出し、馬車に轢かれそうになる。母が死んでも、自身が馬車に轢かれそうになっても世間は何も変わらないと絶望する。

 

12.선술집(酒場)

失意の中ザルツブルグに戻ったヴォルフは、「奇跡の子も今では可哀想な子だ」と揶揄しコロレドに跪き足を舐めることで許しを請うたと噂する酔っ払いに殴りかかろうとする。

 

13.나는 쉬카네더(私はシカネーダー)

その場を収めたのがシカネーダー。劇場支配人であり、俳優であり、プロデューサーであるシカネーダーにオペラをやらないかと誘われやる気満々のヴォルフは下半身もやる気満々(笑)*6 ここで酒場のみんなと踊るけど、シカネーダーに唇触られたりそれを拭ったりで超かわいかった。ホン・ロッキさんのシカネーダーは芸人さんらしい露骨な煽りで長い。イ・チャンフィさんは耳に手を当てて聞こえないよ~みたいな軽い煽り。そのせいかロッキさんは息切れひどい(笑)下半身やる気満々のヴォルフガングは気分上々でお持ち帰り。

 

14.황금별(星から降る金)

お持ち帰りした女子としけこむヴォルフ。突然入ってきたレオポルドに驚きながら緩められたジーンズのベルトを直しているとナンネールから男爵夫人が来たと告げられる。*7男爵夫人はヴォルフをウィーンへ連れていきたいと申し出るけど、コロレドに仕えている身だと断るレオポルド。アマデもウィーンへ行こうとヴォルフの手を取ろうとするけど、父を説得しようとするヴォルフとそれを頑として聞き入れないレオポルド。ヴォルフの持っている物(才能)は黄金より眩しく光より崇高なものだと語る男爵夫人。ここの演出の光がけっこう強い白色のライトなんだけどそれが才能を大事にしようとする男爵夫人の温かみとして伝わってぶわぁあああて号泣した。

 

15.그 누가 나만큼- 리프라이즈(誰が私ほど-Reprise)

自身の下に置いておきたくてウィーンに行くことを反対するレオポルドと「時が来ればここを発つ。息が詰まって生きていられない」と叫ぶヴォルフ、そんな2人を見守るナンネール。

 

16.신께서 주신 사명(神に与えられた使命)

コロレド大主教によってウィーンに行くことになったになったヴォルフ。ウィーンに行く道中、便意を催すコロレド大主教。このシーンがおかしくておかしくて…!ジュニョンさんは便意すらもスマートに演じてたけど、ヨンギさんは本気でお腹痛そうでお腹緩い私はすごく共感を覚えました。*8 ウィーンに行ってもヴォルフを監視しろとアルコ伯爵に命令するコロレド大司教の執着に、ヴォルフ好きすぎるでしょ!って突っ込まずにはいられない…肝心な神からの使命はまったく頭に残ってない(笑)

 

17. 전부 거짓 (전부 가짜)(全部嘘)
17-A. 체칠리아와 볼프강(セシリアとヴォルフガング)

ウィーンでウェーバー一家と再会するヴォルフ。主は亡くなっていて(これを聞いたとき十字切るヴォルフかわいい)長女は結婚していた。コロレドと一緒に住んでる(…!)ことに嫌悪感を示すヴォルフに家に来れば?というセシリアの提案、ヴォルフ「アッパが嫌がるから…」コンス「ホントに子供ねぇ」ヴォルフ「違うもん!」コンス「だったら家に来たら?」ヴォルフ「そうしようか!」この流れが子供すぎて秀逸。

 

18. 보통 남자가 아냐(普通の男じゃない)

このやり取りを聞いていたのがコロレド大司教の命令によりヴォルフを尾行していたアルコ伯爵。大司教の家の出ることを阻止しようとするけど、ウェーバー一 家によってマジックの箱に入れられイラ立ったアルコ伯爵にヴォルフが豚野郎!って罵られて(罵られたとき自分のお腹さすさす摩りながら「豚野郎…?」って 呟いてんのかくそかわ)今度はヴォルフが怒ってアルコ伯爵の顔をまたいで「うんまるこでもかけちゃえ~」っておしりフリフリすんのも最高でした。

 

19. 네 모습 그대로(ありのままで)

互いに惹かれるヴォルフとコンスタンツェ。早口言葉でまくし立てるヴォルフに「何言ってるかわかんない(笑)」ヴォルフ「僕もわかんない(笑)」ってわけのわかんないイチャイチャが始まってアマデが袖を引っ張って帰るよって促しても我関せずコンスしか目に入ってないヴォルフに呆れてアマデが捌けちゃうのをキッカケにイチャイチャエスカレート。チューした!!!ってとこで舞台装置閉まってじっくり鑑賞できず無念…。

 

20. 끝나지 않는 음악(終わらない音楽)

またウェーバー一家に食い物にされるんじゃないかと心配なレオポルド。ヴォルフをザルツブルグに呼び戻そうとするけど、息子を心配するレオポルド気持ちも痛いほどわかるし、弟の成功を願うナンネールの複雑な心境。

 

21. 빈에 남겠어 (난 빈에 남겠어)(ウィーンに残る)

コロレド大主教の欲により、演奏会が急遽キャンセルされたことを知ったヴォルフは怒鳴り込みに行き演奏会用にかぶっていた白いカツラ(いい具合にズレてて可愛い)を投げつける。無礼なヴォルフを追い出せとアルコ伯爵に命令するも、なお「내쫓아보시징~(追い出してみろ~)」と大主教をからかうヴォルフに解雇を言い渡す。「もうお前は終わりだモーツァルト!」と告げるコロレドに「いや?俺はここからがスタート、自由だ!」

 

22. 내 운명 피하고 싶어(僕の運命から逃れたい)

自由だ!と喜ぶヴォルフはアマデの【箱】を奪うが【箱】は開かない。コロレドの支配からは逃れられたけど、ヴォルフの音楽は彼の命を削り創造されるものであり、才能ある限り運命からは逃れらないことを悟ったヴォルフの絶望。アレンジ加えててそこがズンて胸にくる。そこだけでも聴きたい。

けど、ヴォルフがそれを悟る演出が曖昧で내운피の入りがすごく突拍子なく見えてもう少しわかりやすい演出が欲しいな、て素人は思いましたまる

 

*1:モーツァルトって子供のころ、しょう紅熱で罹ったことを思い出して私もしょう紅熱罹ったよふぉうッ!てちょっとした共通点

*2:書いてるとレオポルトがすごい傲慢な感じに見えるけど、そういうわけではないので悪しからず

*3:アルコ伯爵がなんだよぅこれは~つって怒りながら真似てたのが面白かった

*4:これが韓国で別の意味があるのかどうかは不明

*5:いつもドンヘちゃんに抱き着いてる感じ

*6:下品な表現でごめんなさいねwww

*7:緩んだままのベルトを再度直しながら、男爵夫人を迎えいれるのはかなり良い演出だと思います!!!

*8:いらない情報