【Musical】MOZART!_Act.2

 

備忘録その2。

 

 

 

23. 프롤로그(プロローグ)

再び墓地のシーン。ヴォルフの墓地を探し当てたコンスとメスマー博士。メスマー博士が男爵夫人のパーティーでヴォルフを思い出すことによって物語が再開する。


24. 여긴 빈 (여기는 빈)(ここはウィーン)

男爵夫人のパーティーで演奏するヴォルフ。演奏終わり、アマデに駆け寄るもアマデはヴォルフに目もくれない。怒ったヴォルフはサリエリ*1に握手を求められるも無視して立ち去ります。


25. 사랑하면 서로를 알 수 있어(愛すればわかりあえる)

ウィーンで成功したヴォルフ。ベッドに寝転がって「콘스탄체가 보고싶지 말입니다(コンスタンツェに会いたいってわけです)」恋しがってる。ここ、毎回アドリブ部分なので注意して聞いて見ると面白いかもです^^そこへセシリアに追い出され、彼女の恋人の暴力から逃れてきたコンスタンツェが。喜ぶヴォルフとコンスのイチャイチャが始まります。


26. 사랑의 둥지 (하! 사랑의 둥지!)(愛の巣)

2人がイチャイチャしてるところへセシリアと夫が乗り込んできます。コンスタンツェを誑かしたと言いがかりをつけて警察に訴えられたくなければ契約書*2にサインしろと迫るセシリア達。コンスタンツェも自分の意志で来たのだから誑かされたわけじゃないと反論するけど聞く耳持たず。有りえない契約だとしながらも一歩も引こうともしないセシリア達に観念したヴォルフは契約書にサインをしてしまい、コンスタンツェは契約書と共にそのまま2人に連れ去られてしまう。


27. 사랑하면 서로를 알 수 있어 - Reprise(愛すればわかりあえる-Reprise)

コンスタンツェが契約書を奪いヴォルフの許に戻ってくる。「こんなものなくても信じてる」そう言いながら契約書を破り捨てます。チュッチュしながらベッドイン!!<●><●>カッ!!!!! 太ももとお尻を堪能したところで暗転(チッ


28. 왕자는 떠나 (왕자는 떠났네)(王子は去った)

ナンネールもまた、貧しい恋人との結婚を反対され息の詰まる生活を送っていた。幼い頃、神童と呼ばれた弟と自身を思い出しながら、弟は王子に、自身は王女になることを夢見たけど、王子はもういない…。

 

29. 친구(親友)

ザルツブルグからの手紙により、自身がいかに家族を蔑ろにしてきたかに気づくヴォルフ。「ヌナが愛する人と幸せにならなきゃ!」と稼いだお金を送ろうと郵便局に行こうとしたとき、アマデが曲を書き上げヴォルフに渡す。*3 そこへシカネーダーや仲間たちがやってきて作曲中のアマデはイライラ…仲間たちを睨んだり、ピアノの下で耳を塞いでるのが超可愛い^^ お金を取られそうになってヌナに送るお金なんだ、と返してもらうけど郵便局は閉まってる時間で今日の送りは断念。シカネーダーにさきほど書き上げたばかりの曲を見せると褒められ調子にのったヴォルフは「今日は俺がおごる!」とナンネールに送るはずのお金で仲間たちを出かけてしまう。*4


30. 난 예술가의 아내라(私は芸術家の妻)

舞踏会から戻ってきたコンスタンツェは、誰もいない部屋の中でオペラ歌手として大成した姉への羨望と、ヴォルフに嫁いだ後悔(?)を吐露。


31. 위대한 음악 (어떻게 이런 일이)(偉大な音楽)

メスマー博士が持って来た画家の脳にまったく興味を示さない大主教。ウィーンで成功したヴォルフを独占したくてレオポルトを呼びつける。ヴォルフをウィーンから連れ戻せという命令に「今さらヴォルフを連れて来てもなんの意味もない。それならば私がもう一度、天才を作ってみせましょう」というレオポルトに「天才は作れるものはではない!」と激怒。


32. 빈으로 간 레오폴트(ウィーンに渡ったレオポルト

コロレド大主教の許しを得、ウィーンに渡ったレオポルト。ウィーンでレオポルドと男爵夫人が見守る中、演奏会を成功的に収めたヴォルフ。*5 自分を認めてくれたと思い喜んだヴォルフはコロレドの支配下から脱することを望むけど、レオポルトは喜ぶどころか自分1人の力で成功したと思い込むヴォルフに失望し、家族を捨てたと批難する。


33. 왜 나를 사랑하지 않나요 (내 모습 그대로)(なぜ僕を愛してくれないのですか)

オポルトに認められないどころか家族を捨てたとまで咎められたヴォルフは、これ以上レオポルトに自身も自身の音楽も愛してはもらえないと悲観。*6生まれ変わったら絶対に天才として生まれない、幼いころに戻りたいと悲痛な思いですすり泣くヴォルフに涙なしでは観れない。

6日公演の"왜날사"はサビ前の発声に一瞬で涙ひっこんじゃうくらい衝撃的で、最初はぎゅなりの演出であれば今後が心配だけど過保護BBAは何でも受け止めるよ…!て肯定的にとらえてたけど前楽メントで声帯にこぶができたらしく…ほんと、癖になるから気をつけてㅠㅠㅠㅠㅠㅠ


34. 건배! 볼프강(乾杯!ヴォルフガング)

"フィガロの結婚"の成功を祝う約束をしていたけど、コンスタンツェが家に戻ってもヴォルフの姿はない。


35. 누굴까? (누가 누구인가)(誰?)

父に突き放され、失意のなか帰宅したヴォルフにコンスタンツェは「乾杯?キス?」と尋ね、ヴォルフは蝋燭を消しそっとバックハグからのお姫様だっこからのベッドにコンスタンツェを組み敷いてベッドに膝置いて太もも堪能したところで完全に暗転(チッ


36. 뱉어내(吐き出す)

夢の中で追い立てられ混乱するヴォルフ。去っていくレオポルトに追いすがるヴォルフに、男爵夫人は「あなたはもう大人です。いつか、親と離れなければならない日が来る」と諭す。


37. 아버지가 돌아가셨어 (아버지의 죽음)(お父さんが亡くなった)

夢に魘され飛び起きるヴォルフに心配するコンスタンツェ。そこにウェーバー一家が押しかけまたもやお金を無心しに来る。コンスタンツェが「借金しかない」と告げるものの、あり得ない金額を借金をさせようとする一家にヴォルフの我慢も限界に達し爆発。そんな最中、喪服を着たナンネールが訪ねて来てレオポルトが亡くなったと告げる。コンスはヴォルフを哀れみ、ナンネールは家族を裏切ったとヴォルフを責めます。*7


38. 아무 말도 없이(言葉もなく)

 父を亡くして初めて、謙虚であるべきだと、強い意志を持てと言っていた意味を理解しあなたが正しかったと悟るヴォルフ。


39. 모두 사악한 악마들(すべて邪悪な悪魔たち)

父の死にショックを隠せない、ヴォルフにアマデが寄り添うかと思いきや突然背後から、そして馬乗りになって正面から首を絞め始める。混乱をきわめ、狂気を帯び始めるヴォルフはアマデを指さし「悪魔!悪魔!悪魔!」と叫ぶ。アマデの姿が見えないコンスはそんなヴォルフを見て動揺する。

ヴォルフにとって、父と分かり合えなかった葛藤と苦悩も、自由な音楽ができない元凶が天才性であるアマデだという捉え方なのかな。


40. 황금별 - Reprise( 星から降る金- Reprise)

「黄金の星を探すのならば、旅立たなければならない。貴方を待っている世界に」

父を亡くしたヴォルフにとって唯一の光がウィーンでの道を切り拓いてくれた男爵夫人の言葉だったんじゃないかな。そして、それがオペラ(大衆のための音楽)に繋がる、と。


41. 쉬운 길은 늘 잘못된 길(たやすい道はいつも間違った道)

憔悴しきったヴォルフに、シカネーダーがオペラ戯曲"魔笛"が完成したと駆け寄ります。これだ!というヴォルフは一杯飲みながら作業に入ろうとするところにアルコ伯爵が現れ「まだそんな乞食みたいなやつらとつきあっているのか」と因縁をつける。刃向かおうとするシカネーダーを先に一杯やっててくれと宥めるヴォルフ。アルコ伯爵の影から現れたコロレド大主教は、再び自分のために曲を書くことが神の使命とヴォルフに迫るが、みんなのための音楽、自分の道に進むことを宣言し大主教と完全に訣別します。

正直歌詞を反芻するほど理解できてないんですけど(笑)もう、かっこいいの一言


42. '마술피리' 작곡 (마술피리)("魔笛"作曲)

大主教との訣別宣言後、作業場に戻ったヴォルフは"魔笛"の衣装合わせを終えたシカネーダーと作曲の成功を祈りながら別れます。作業場に残った劇団(?)の女の子がヴォルフを誘惑しようと近づきます。請け合わないヴォルフだけど、誘惑はしつこく運悪くコンス見られてしまう。


43. 네 모습 그대로 - Reprise(あなたのまま-Reprise)

製作に専念したいと作業場を設けたのは嘘で、浮気するためだったのかと疑うコンスにそうではないと弁明*8するも聞く耳持たない。とにかく、"魔笛"の作曲に集中したいから帰れというヴォルフ。お金も名誉もない頃が幸せだった、純粋なありのままのあなたを愛していた…とコンスタンツェはヴォルフの許を去ります。去っていくコンスを見つめていたヴォルフはやり場のない苛立ちに、アマデをピアノの椅子から退かせ、鍵盤を思い切り叩きます。

アマデを椅子から退かせるとき、キュヒョンちゃんはけっこう乱暴に揺さぶるけど、ドンソクくんは優し目に揺さぶっておりました。


44. 모차르트! 모차르트!(モーツァルトモーツァルト!)

拍手喝采のステージ上でシカネーダーと抱き合うヴォルフ。"魔笛"は大成功を収めます。


45. 모차르트의 죽음 1(モーツァルトの死1)

ある日、謎の男が現れヴォルフにレクイエムの作曲依頼をします。正体は明かさず「ある人の遣いできた」という男の声に「…アッパ?」と。男はヴォルフに自分1人の力で作曲すること*9を強調し、前金を置き4週後にまた来ると言い残し去っていきます。憑りつかれたように作曲に没頭するヴォルフとそれを急き立てるような周囲の人々。そこにアマデはいない。

黒目をくるくるさせながら一心不乱に作曲する様や、没頭するあまり腕ががくりと落ちるディテールの細かいぎゅの演技が好きです。


46. 모차르트의 죽음 2(モーツァルトの死2)

曲の仕上がりに納得のいかないヴォルフ。とうとう自ら腕にペンを突き立てるけどもう何もない…。*10 アマデに「僕には一滴の血も残っていない、もう心臓を刺すしかない…僕も死んでお前も死ぬ…!」このときの"나는나는 음악" が切なくて悲しくて…

直接的に血で譜面を書くわけではなく、音楽=ヴォルフであり全身全霊、自身を消費させながら音楽を作るヴォルフにとって才能の枯渇は死であるのではないかと。才能の枯渇というよりも自身を音楽に昇華させる…何度書いても表現できない(笑)*11

 

47. 내 운명 피하고 싶어 - 피날레(僕の運命から逃れたい-フィナーレ-)

オールキャストの"내운피"は圧巻。ラストのファルセットもうちょっと頑張って~

 

 

*1:サリエリが出てることに3回目の観劇で把握。相変わらず、描写が哀れなサリエリ^^

*2:"コンスと結婚し、彼女の貧しい母親を扶養する"という内容

*3:「出来た?」ってセリフがあるから一心同体ってわかってるんだけど、どうしてもゴーストライターみを感じてしまう^^;

*4:このシーン見るたびに「バカ!!!」ってツッコまずにはいられない

*5:演奏会後のスタオベに投げチューしたり手を振ってるのは完全にスパショのキュヒョンちゃん^^

*6:歌い終わり、アマデに肩をポンと叩かれとぼとぼとはけるヴォルフに母性爆発です。よしよししたいㅠㅠ

*7:"M!"は各キャラクターが同時にそれぞれの心情を歌うシーンが多くて誰かに集中してると他は聴きとれないのでそこが難しいです。

*8:「ここは集中できる。君の母親も来ないし…」ってそっと本音言っちゃうヴォルフ愛しい。

*9:このセリフが腑に落ちない

*10:まっちろな腕を高くあげてペチペチ(しかもこのペチペチ音が響く)叩いてんのがうぁあああああ可愛ぃいいいいぅぁぁああああああああて残念な見方してごめん。

*11:自分の頭の中にモヤモヤとある自分なりの解釈を文章に昇華させる頭脳になりたい。